じっけん⇒さくぶん レッスン
小学低学年のみなさんへ

あおぐ(AoG)の メソッド

 まなびの里あおぐでは、段階的学習方式(GLM)で学びます。ふつう、読解力レッスンはマンツーマンが基本です。
①聞き読み、
②イメージ化、
③文章化、
④添削、
⑤書き直し、
⑥読み合わせ、
⑦音読、
と、論文のレッスンと同じく、細かな段階を踏んで先にすすみます。
 ただ、本を読んで感想を書く、という授業は国語教育の定番ですが、本が苦手な子どもにとっては、まず興味をもつことからはじめることが重要です。
「じっけん⇒さくぶん レッスン」では、「生き物」「光」「宇宙」「結晶」「力」など、科学の基礎に関するじっけんを、それぞれ週1回ずつ行います。そして、それを作文にしていきます。
 まずは、体験したじっけんに関するお話を伝えることからはじめます。そのあと感想を書いてもらって、じっけんのお話が自分の書いた文につながるという「成功体験」をつかんでもらうのです。
 だれにとっても、じっさいに体験したことはイメージしやすいので、それを作文の引き金にする、ということですね。これを重ねることで、「イメージしたものを文章にできる」という自信がつき、能力となるのです。
 「読書」は、実体験のない「想像の世界」なのですから。