プログラムの内容
本 の 虫 ことば の レッスン
□ あなたは、自転車に乗ることができますか。また、いつごろから乗ることができるようになりましたか。 あなたは、泳ぐことができますか。そして、いつごろから泳ぐことができるようになりましたか。
□ こんなことを尋ねるのは、自転車に乗れない人たちを何人も知っているからです。 また、私自身、まともに泳ぐことができないからです、自慢ではありませんが。 あるひとが、こんなことを言っていました。
□「学校で、たった 400 文字原稿用紙 1 枚分の作文を書くのにも苦しんでいた人は、おそらく日 本の人口の80%以上になるのではないか。そういうぼくも、80%のひとりである。それどころか、その後、半世紀も過ぎて、曲がりなりにもことばを商売にしている現在になっても、まだ作文をするのは気が重い。こんなことでよく生きてこられたとも思うけれど、気が重いなりに不器用に 1 文字ずつ書き足してきた。作文だとか、文章を頼まれるとかは 苦しくても、多くの人たちは、ことばを使ったり書いたりしている。それは、作文というかたちではなく、親しい人どうしの 『おしゃべり』としてだっ たり、ツイッターや フェイスブックに書き込む『テキスト』として表現されているのだ。『作文』は苦手で、苦しく悩ましい のだけれど、表現はスイスイといくらでもできる。『作文』は苦しいものだという思いが、どうしてこんなに残っているのだろうか。人は、ほんとは、いくらでも言えるし、書けるのだ。人は、歩けるのと同じように、表現できる。踊りや歌で表現する人もいるし、無口な人の表現もある。」
□ と、言うのです。このことは、ほんとうでしょうか?
ほんとうに、みんなが「いくらでも」書けるのでしょうか?ほんとうに、ちゃんと通じるように話せているのでしょうか? 「スイスイといくらでもできる」と錯覚して、意味不明なことを言っていないでしょうか?
□ じつは、食べることや歩くことは、自転車に乗れることや泳げることとは根本的に違うのです。
□ 人は、考えることはできるのですが、理解するには術が要るのです。
本を読む(聴読アシスト)
文を創る(作文添削)
教科のレッスン
Graded Learning Method ©
■段階的学習方式:学習成果を確かめながら進みます。「学齢」には必ずしもこだわりませんが、全国レベルの検定 をクリアしながら、次のステップへ進むというものです。慌てず、急がず。でも、速やかに。ステップ by ステップです。
■始めるのは、どの時点からでもOKです。もちろん、検定だって、同じクラスを何度でも受検できて、しかも結果を自分で判断して 次へ進むかどうかも、自分の判断次第です。
■ここでは、プログラムの設定以外、すべては自発的に判断していただきます。「受け身の授業」から自発的なレッスンへ、段階的に、 創造的な判断ができるよう、独自のプログラムをつくっていきます。
カフェのテーブルをはさんで、1対1のレッスンです。読み聞かせから作文添削までと、教科のレッスン、ことばを交わしながらすすめていきます。気楽に、学問に親しんでみてください。
授業料
1. 基礎コース:週 1 回 2万円/月(カフェ代込)
2. 標準コース:週 2 回 4万円/月(〃)
3. 徹底コース:週 3 回 6万円/月(〃)
※ 体験レッスン 1000円 / 1回 をお試しください。